美文字になると人の印象は変わる!?
こんにちは❤️
毎日暑いですねー…溶けそうです(*´Д`)
ブログを始めてみたはいいものの、何から書いたらいいのかわからず戸惑いまくっておりますyunaです。
プロフィールにも書いているのですが、私は学生のころに書道の師範免許を取得することが出来ました(毛筆&硬筆)
まずは私が書道を始めたきっかけや感じたこと等について色々お話してみたいと思います。
私が書道を始めたのは、幼稚園の年長さんの頃でした。
私には6歳離れた兄がおりまして、兄が習っていた流れで母から半ば強制的に書道教室に通わされることになります(泣)
当時正直書道なんて全く興味のなかった私は、週1回あるお稽古がとーーーーーっても嫌だったのを覚えています。
当時教えてくださっていたお爺ちゃん先生もものすごく怖かったんですよね。。
それに他の子はピアノとかバレエとか華やかで女の子らしい習い事してるのに、なんで私は筆なんだ?w
地味だし、長時間正座だし、服汚すし、先生怖いし全然良いことないやん!って常に思っていましたw
でも辞めるなんてことは許されなかったので嫌々続けていました。
そんな感じで嫌々続けていたわけですが、小学校2年生に上がる頃に父の転勤が決まり通っていた書道教室を辞めることになります。
よっしゃぁぁぁああぁぁああああ!!
実際に口には出しませんでしたが、これで嫌いな書道からおさらば出来る!!!と心の中ではかなり嬉しかったのを覚えています。
しかしお爺ちゃん先生が最後のお稽古の日に挨拶にきた母にこう言います。
『この子はすごく素質があります。必ず次の場所でもやらせてください。』
……おい。じじ(略)w
父の転勤により晴れて嫌いだった書道を辞められると確信していた小学生のころの私。
しかしそう上手くはいかず、引っ越した先でも書道教室に通うことになります。
嫌々ながら通っていた書道教室でしたが、新しい先生は女性の方で優しかったのもあり、前よりかは快適に続けることが出来ていました。
そして続けていったことによって、自分では意識していたわけではありませんでしたが、着実に字が上手く書けるようになってきていました。
でもまだこの頃は字を美しく書くことの素晴らしさなんて1ミリも理解出来たことはありませんでしたし、褒められてもたかが文字で…とそんなに嬉しくなかったんです(ひねくれ者)
与えられた時間、お手本を観察して、出来るだけ近づけて書く。ただそれだけ。
これ、何か意味あるのかな…と。
そして中学生のころ。。。
落書き出来るプリクラが流行ります。
今ではそんなの当たり前にあるものですが、当時は革命的でプリ帳(プリクラ帳)なんか作って女の子同士みんなで交換しあうんですよね。今もあるんでしょうか?
その時に重宝されるのは、女の子らしい丸文字を書ける子でした。
書道のような文字なんて全く可愛くないし、私が書いたところでyunaの落書き微妙…ってなるんです。
これぐらいの年頃の女の子のグループ付き合いって、すっっっごく難しいんですよね。。。
ちょっとしたことで仲間外れにされたりします(震)
それが怖かった私は字を綺麗に書くためにお習字に通っているくせに、コソコソと真逆の丸文字を書く練習を始めてしまいます。。。
当然文字は安定しなくなりますし、そもそも可愛い文字なんて書けません。
そんなときでした。
中学3年生のころ、国語の先生から
『卒業式の答辞の文章をあなたの字で書いてくれないか』と言われます。
私は、そんな大それたこと出来ない!字も中途半端だし…何より荷が重いと思っていました。
しかしその先生は私の文字にとても惚れ込んでくださっていて、人からお願いされるとなかなか断れなかった私は、そこまで言ってくださるなら…と引き受けることになりました。
卒業式というビックイベントの答辞の代筆をお願いされたからには、お願いしてくれた先生のためにも全力でやらなければ!と思っていた私。
その時ばかりは可愛い丸文字のことなんか忘れてとにかく綺麗に、丁寧に書くことだけを意識して書きました。
答辞はとても長かったので、手書きで書くには大変で、かなり根気のいるものでした。
でも何故かそんなにキツいと思うことなく取り組むことが出来ました。
何気なく続けてきた書道で、知らぬ間に長時間文字を書き付けられるような集中力が身に付いていたんです。
そして自分の今持っている力を出しきった答辞が完成しました。
それを片手に依頼してくださった先生に提出するため、職員室にいくと、先生は物凄く感動してくださり、周りにいた他の先生たちも次々に集まってきて、たくさんのお褒めの言葉をくださったり、私に感心の目を向けてくださいました。
その時初めてこんな私でも人の役にたてたんだという喜び、そして、文字を綺麗に書くことでこんなにも人に感謝されたり、一目置いてもらえたりするんだ。
美しい文字を書けるということは、誰にでも出来ることじゃない、素晴らしいことなんだと思えるようになりました♪
それからは自分の字が大好きになって、今まで嫌いだった練習も頑張れるようになりました。
私はどちらかというと、あまり何かに熱中したり、熱くなったりするタイプではなく、アクティブなタイプでもないです。むしろそういう人は苦手かもしれません。
でもとりあえず言われたことはちゃんとやるという能力はあったようで(笑)
『継続は力なり』など、あまり使ったことのない言葉を使うのもあれなんですが、私はそれを書道で身をもって経験しました。
始めたきっかけも母から言われたからだし、決して自分がしたかったことでもありません。
でも、とりあえず続けてみました。
…死ぬほど嫌ではなかったので(笑)
そのとりあえず続けるって、もしかしたらなかなか出来ることじゃないかもしれない。
好きなことしか続けられないって人だっています。
あなたが今やっていること、たとえそれが自分のやりたいことじゃなかったとしても、その経験は決して意味のないことではないし、無駄になることはないと思います。
そしてきっとその経験の中で、知らず知らずのうちに身に付いた能力って必ずあるんじゃないかなと思います。
それがどんなに小さなことだったとしてもいいと思います。
その中で小さな喜びを感じたり、いろんな発見が出来たら素敵ですよね★
私も字を綺麗に書けるようになったことで、集中力がついたり、人前で物怖じせず文字が書ける自信がついたり、面接などの書類審査で落ちたことが無かったり、沢山いいことがありました。
人事課で実際に面接をしている友人も履歴書の字が綺麗だと、まずはちゃんとしている人なんだろうなという印象をもつと言ってました。
私自身、友人の結婚式で受付をした際に、さらさらと美しい文字を書けるゲストの方にお会い出来たときはやはり素敵だなと思いましたし、ドレスアップしていて美しい+字も美しいっていい印象しかないなと…。
会社でも字が綺麗だと、大したこと書いてなくても
『〇〇さんっていつもホントきちんとしてるよね!』と言われたり
電話の折り返しをお願いするメモ紙をデスクに貼っておくと
『このメモ用紙感動したので取っておいてもいいですか?』と言われたり
(↑このとき可愛いメモ用紙だとなお良しw)
それがきっかけで男性からお声をかけていただくことが結構あったり
(男性は間違いなく字が綺麗な女性がすきです。まぁそれ以外もですがw)
ホントかよ(笑)って思うかもしれませんが、実際かなり経験しました。
とりあえず…
少なくとも字が綺麗で損することはないのかなと思います。
こんな私でも書道を続けたことで沢山良い経験をさせていただきましたし、私自身していてとても良かったなと思っています。
きっかけを与えてくれた母にもとても感謝しています。
顔とか見た目とかっていうのはある程度までは変えることは出来ます。
が、それなりに変える努力も、維持していく努力も、お金も必要で。
ていうか、顔なんて整形しない限り大幅に変わりませんし(笑)
でも
文字はお金も紙とペンがあればいいので、お金もかかりませんし、一度身についたらずっと文字を書くことがある限り維持出来ます^^
お手本となるものを観察して、出来るだけ近づけて書く。ただそれだけです(私でも出来たw)
これからブログを更新していく中で私自身色々と考えて、文字を綺麗に書くコツなど、少しでも皆さんのお役に立つことをお伝えしていけたらいいなーと思っております。
性格がこんな感じなので上手く出来るかわかりませんが(笑)
見た目はもちろんのことですが、字も綺麗な美しいアラサーとして歳を重ねていきたいものです。。。
文章が下手で、長くなってしまいました…(汗)
最後までお読みいただきました方、ありがとうごさいました♬